HAL'S RECORD

ジャズのいわゆる名盤、名演奏、名ジャケットをご覧いただきたい。
それぞれのジャケットにはそれぞれの物語があります。
研究者によるとジャズの時代は1920年が絶頂と言われますが、当時の78回転ＳＰレコードは非常に少なく、またジャケットもありませんでした。
50年代に入り33回転ＬＰレコードが発明され、長時間録音技術の発達と同時期にビ・バップからモダンジャズが完成します。
そしてモダンジャズのレコード黄金期を迎えたのです。
今回のセレクションも録音年代をみれば、すべて55年から始まるものです。
そのような名盤ジャケットですが、当時の原盤は印刷の色など、現代にない味わいがありますが、原盤は数十万円をこえる貴重美術品とも遜色がないところまで来てしまい、それらの入手は困難であります。
そのなかでも極力原盤を選び、入手困難なものは、原盤に近い風合いのものを選択しております。